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アール・デコを代表する画家の一人にエルテという人物がいる。私はこの人物をロラン・バルトの本で知ったのだが、その本には白黒の図版しか載ってなかったので、図書館で彼の画集を探し目を通すと「あっ、この方向はいける」と思った。単なる鑑賞者としてみる限り、エルテの作品は確かにユニークで美しいと思うが、ずば抜けた偉大な芸術だとまでは思わない。しかし絵を描く者として見ると、自分を触発する何かがある(その点でB.T.Fujii における杉浦茂とよく似ている)。このようにエルテに導かれる形で生まれた新しいスタイルによる創作活動をC.T.Fujii と呼ぶことにする。
C.T.Fujii がA.T.Fujii から受け継いだのはフォルムの形式(スタイル)である。A.T.Fujii のスタイルはもともと古代エジプトの壁画風の絵を落書きしたことから始まった。この古代エジプト壁画から生まれたA.T.Fujii のスタイルにエルテの軽快な装飾性をかけ合わせようというのがC.T.Fujii の試みである。ただし、このホームページがオープンした時点(2006年)では、まだ1作目が出来上がったばかりで、これから展開させていこうというところで |
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